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AviUtl使用フィルタ紹介(リサイズ系)

リサイズ。文字通り動画のフレームサイズ(解像度)を変更するフィルタです。



■AviUtl標準(クリッピング&リサイズ)
リサイズ精度はそこそこで処理が速い。
拡大時はボケやすい。SD解像度までならそこまで気にならないが、HD以上は厳しい。
その代わりとしてファイルサイズは縮みやすい。
使い勝手も少々悪く、基本的に使う価値はありません。



■Lanczos 3-lobed 拡大縮小
Lanczosの読み方はランチョス、あるいはランツォシュとか。
ちょっと前までは多くのサイトでオススメされていたリサイズフィルタです。
拡大時のシャープ化効果が数あるアルゴリズムの中でも特に強めで、
くっきり綺麗にアップスケーリング出来ることから、特にアニメエンコードにおいて紹介されました。
デメリットはサイズが膨らむ、リンギングが大きい、の二点。
ほぼ同精度でより高速なLanczos方式を使えるフィルタ(後述)の登場によりオワコン化。



■リサイズフィルタ(配布場所
resize.png
現在の主流と思われるリサイズフィルタです。
特にSpline36というアルゴリズムがよく推奨されています。
Lanczos3との違いは、ほんのちょっとだけシャープ効果弱めで、
リンギングが小さくサイズが若干縮むことなどです。
バランスが良く、アニメやアップロード用動画のリサイズ方式として優れているとされます。

またLanczos3も(窓関数を3にすれば)使えます。
開発者様曰く、"Lanczos 3-lobed 拡大縮小"のLanczosとは、リサイズ結果が厳密には異なるそうです。
…が、どうせ普通の人にはわからないレベルの違いです。
さらに、同じアルゴリズムのLanczos 3-lobed 拡大縮小に比べて処理が速いというメリットつき。

処理速度に関しては、
 標準>リサイズフィルタSpline36>リサイズフィルタLanczos3>>Lanczos 3-lobed

となっているので、Lanczosが好きでこの方式を使うにしてもリサイズフィルタを推奨します。
(参考:ここここ

リサイズフィルタでどのアルゴリズムを使うかについてですが、
LanczosBicubicBlackmanSincSpline16&36のいずれかを選びましょう。

あとはシャープ感や滑らかさ、他のフィルタとの兼ね合いによる調整のしやすさ等を考慮して、
自分に合った方式を選びましょう。

窓関数について。
・Lanczos(半径)
増やすとシャープネス効果が強くなり、減らすと逆。
半径3がSpline36に近い画質。
実写でファイルサイズを考慮しない場合は、splineよりいいかもしれない。
ぱっと見て違いを見つけるのは難しいが。2か3を推奨。

・Bicubic(シャープ)
3~4くらいでだいたいSpline36と同じ。0だとボケボケ。

・BlackmanSinc(半径)
低いとギザギザになってしまう。4程度を推奨。

アニメや低ビットレートのエンコードでノイズを抑えたい場合はsplineで。
Spline16と36の違いも、ぱっと見わかりやすいのはやはりシャープ感です。
よさそうな方を選びましょう。

よくわからない、一つで済ませたいという人にはやはり万能選手のSpline36がオススメです。
これらの方式は窓関数の効き目が同じくらいなら、
ぶっちゃけほとんど違いがわからないレベルなので…。
輪郭なら別のフィルタでも調整出来るので、そういう意味でも癖の少ないsplineは使いやすいです。



■超解像(テスト)(配布場所
superres.png
あまり有名ではありませんが、個人的に面白いと思うのがこちら。
東芝のホームページにあった『超解像度技術』を参考にしているそうです→詳しくはこちら

凄くややこしそうですが、説明すると
・Source
"Clip Enable"にチェックでクリッピングが出来る

・Destination
解像度の指定。サイドパネル・レターボックスとはいわゆる黒帯を付けるかどうかの設定。

・Algorithm
アルゴリズムの選択。Lanczos2か3を推奨。

・Super Resolution(test)
このプラグインの目玉、超解像度モードの設定。チェックで有効。

超解像モードの仕組みは、

まず選択したアルゴリズムで拡大

拡大前のサイズに縮小して、元画像と比較。これより差分を得る

差分を目標サイズと同じ大きさに再び拡大

拡大した差分データに係数を掛けて、最初に拡大した画像へ合成する

…まあわからなくても大丈夫か。


重要なのは、k*100という部分、差分データに掛ける係数の設定です。
100~150が適正値だそうです。大抵はデフォルトの100で大丈夫です。
50でも効果ははっきりわかります。他の拡大と比べるとボケ感がだいぶ少ないです。
微妙に違う縦横比へのリサイズにも有効です。
(元々狂っていた等やむを得ない場合であり、出来るだけ黒縁追加などで同じ縦横比を維持したほうがいい)
デメリットとして係数を増やすほどジャギやノイズが強調され、強烈なシュートが発生し、
非常にキツイ見た目の映像が出来上がります。
多少は好みの問題ですが、どんなフィルタもやりすぎはよくありません…ということで。

また"detect coefficient automatically"にチェックを入れると、
現在のフレームで最適となる数値を自動的に計算してくれます。

この状態でシークバーを動かすと、右下の数値が変化します。
あちこちに動かして数値を見たら、チェックを外して、出た数値の平均あたりか、
それより10~20くらい下げて値を入力しましょう。

超解像は良くも悪くも元の画質に忠実にリサイズを行うので、
元がそんなに綺麗じゃないor汚いと、あまり綺麗にアップスケーリングしてくれない
(下手すると汚さを際立たせる)ことになります。
ノイズ除去フィルタを前に置くなどの工夫が必要。
リサイズフィルタより重く、プラグインとしては不安定なので万人向けではありません。



■その他

・SharpenResize
要GPU。
リサイズやノイズ除去、輪郭補正など一通りの工程をCPUからグラボに分散させることで高速化を図る。
低周波成分保護オプションまでついてくる。
色々やらせるのでローエンド製品では厳しいかもしれない(readmeにも書いてある)
そんなにいっぱいフィルタはいらない、パラメータもそこまで慎重に弄らない、
という人にとってはコレ一発で済ませられるのでおすすめできそう。
リサイズのみと比べると、とりあえず初期値のままでも「おおっ」ってなるくらいには違いがある。

・Upsample
エッジ部とそれ以外で違うアルゴリズムを使う…という発想は面白いですが、
個人的にはそれほど有用性を感じませんでした。
ぼけ低減オプションも私の嫌いな油絵っぽさが出ていてダメでした。

・nnedi3フィルタ
インターレース解除と拡大機能を持つ不思議なフィルタ。
重いが精度はとてもよい。ただ、元のサイズの整数倍にしか拡大できないので、
ごく限られた使い方しか出来ない。
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